アルジェリアの10年以上にわたる内戦は「とりあえず」収束に向かいつつあります。
しかし、大衆をイスラームに結集させた経済と社会の諸矛盾、およびイスラーム勢力と軍・体制との衝突の原因はいまだ解消されておりません。
ついては、久しぶりにマグリブ研究者たちが集い、アルジェリア問題の歴史的背景、政治・社会的諸要因をさまざまな角度から再検討してみたいと思います。吉田さんと渡辺さんの、お二人の新進気鋭の研究者をお迎えしましたのでぜひご出席くださいますようお願い申し上げます。
講座日程 | 3月25日(金) 午後1時〜5時30分 |
開催場所 | 上智大学(四谷キャンパス)・7号館(11階、第2会議室) JR&地下鉄、四ツ谷駅下車、徒歩3分 地図>> |
報告 | 吉田敦氏(明治大学):「マグリブ諸国の報道の自由について」 渡辺祥子氏(慶応大学):「植民地アルジェリアにおける公認イスラーム」 福田邦夫氏(明治大学):「アルジェリア現地視察報告」 私市正年(上智大学):「アルジェリア現地視察報告」 |
懇親会 | 午後6時頃〜 |
お問い合わせ先 | 私市正年(上智大学・アジア文化研究所) 電話:03-3238-3697 Fax:03-3238-3690 メール:m-kisaic@sophia.ac.jp |
本研究会は25年くらい前から宮治一雄さん(元恵泉女学園大学)、福田邦夫さん(明治大学)、私市正年(上智大学)らが中心となってマグリブ諸国や地中海地域の研究をすすめてきた集まりです。
メンバーは教員、大学院生、企業の駐在員などです。この数年、中心メンバーが忙しくなり活動を中止しておりましたが、(定期的に開催するのは無理かもしれませんが)徐々に活動を再開しようと思っております。再開に際し、広く参加を呼びかけることにしました。
小規模な研究グループですのでぜひご協力をお願いいたします。