アルジェの東500kmに位置する地中海岸の港湾都市スキクダ(Skikda)にある液化天然ガス(LNG)施設で1月19日午後6時40分頃、事故による大きな爆発があり少なくとも23人が死亡、74人以上が負傷した。
LNG施設も激しく損傷、6系列あるLNGプラントの内、3系列が生産不能となり、石油・ガス積み出し港にも被害が出た。
スキクダの6系列のLNGプラントで、アルジェリア全体(269億m3)の約4分の1を生産していた。
Sonatrach(アルジェリア炭化水素公団)は、「事故原因を究明中。残りの3系列を利用し、また、アルズー(Arzew)でのLNG増産やパイプライン経由により輸出をカバーする」と発表した。