6月28日、エールフランス(AF)のエアバス機が8年半振りにパリとマルセイユからそれぞれ飛び立ち、アルジェ空港に着陸 した。
1994年12月、武装イスラム集団の4人の男が、アルジェ空港でAF機を乗っ取り、乗客3人を射殺した事件以降、同社はアルジェリアへの便を停止していた。
同便の再開は、今年3月のシラク大統領のアルジェリア訪問を機 に、両国間で合意された。
パリからの再開第1便には、ドロビアン運輸相やスピネッタ・エールフランス社長らが搭乗。
ドロビアン運輸相は、パリ出発前に、この日はAFのマルセイユーアルジェ便就航開始70周年に当たる記念すべき日でもあるとスピーチした。
AFのフライト・スケジュールでは、パリーアルジェ間が毎日2便、マルセイユーアルジェ間が毎日1便となっている。