報道によると5月21日夕刻、アルジェ市の東部70キロメートルの地域でマグニチュード6.7の地震がおきた。
死者260人、負傷者は1600人以上にのぼるとみられる。
共同通信のニュース(2003/05/22 09:03発表)から転載
◎アルジェリアで強い地震 231人死亡と国営放送
【カイロ21日共同】アルジェリアからの報道によると、21日午後8時45分(日本時間22日午前6時45分)ごろ、同国の首都アルジェの東約60キロ付近を震源とする強い地震があり、国営テレビによると少なくとも231人が死亡、1620人が負傷した。
地震の強さは米国の地質研究所がマグニチュード(M)6・7としているが、地元の地震観測機関によるとM5・4。震源の深さは約10キロとされ、直下型の地震だったとみられる。
激しい揺れは数秒間続き、首都アルジェ近郊では停電が起き、多数の市民が屋外に飛び出すなど一部でパニックが起きた。死傷者のほとんどは首都東方のルイバなど周辺部に集中しているとみられる。
ブーテフリカ大統領は災害対策委員会を招集した。