ブラヒミ特使(元アルジェリア外相)が議長を勤め、11月27日よりボン郊外で開催されてきたアフガニスタン四派による協議は、9日目の12月5日、午前6時半(現地時間)までの徹夜の協議の後、暫定政権の構成につき合意、同日午前10時すぎ合意書が署名された。
アフガニスタンにおける平和と安定の回復のためには、今後なお、多くの困難が山積していが、ともかくも大きな最初の難関が乗り越えられたことは間違いない。
なお、同特使は、12月15日東京(高輪プリンス・ホテル)で開催される「人間の安全保障とテロに関するシンポジウム」においてキーノート・スピーチをするため訪日予定である。