トゥンシ長官は1月20日成田着、田中節夫警察庁長官との会談、警察庁・警視庁のいくつかの施設の見学等、予定された日程をすべてこなし、24日離日した。同長官は日本側の招待に謝するとともに、訪日の成果に満足の意を表明した。「もっと早く日本を訪問すべきであった」と述べていたのが印象的であった。
滞日中、兼元俊徳内閣情報官(元ICPO総裁)と旧交を温めた。
在京アルジェリア、ベンジャマ大使主催、同長官歓迎の夕食会には、重久経団連アルジェリア委員会委員長((株)日揮社長)も招待された。重久委員長より、在アルジェリア日本人コミュニティ安全確保のためのアルジェリア警察庁の厚い配慮に謝意を表し、今後ともよろしくお願いしたい旨の発言があった。