平成13年6月23日 |
今般駐グアテマラ大使より駐アルジェリア大使に転勤を命ぜられました。両陛下への拝謁また、外務省でのブリーフィング等のため、東京に二週間程立ち寄りの後、7月20日頃着任の予定です。
現在、グアテマラ政府首脳、経済団体、及び外交団などが主催する私及び家内を送別する行事が続いています。主催者側より私の次の転勤先につき尋ねられ、私がアルジェリアに赴任する旨回答するのですが、グアテマラを含む中米の人からは、何故中米の雄国グアテマラからアルジェリアに行かねばならぬのかと、驚きを隠さない反応です。
私よりアルジェリアがマグレブの雄国であり、大きな国土と人口を有する旨説明すると、更に驚いて目を丸くしています。アルジェリアは、中米からは、"遠い国"のようです。西、仏、伊、米、加、など欧米先進国の諸大使からの反応は、極めて重要な国に赴任するので、おめでとの激励です。 私自身にとっては、北アフリカの中でもアルジェリアは未だ訪問したことがなく、新しい世界ですので、これから勉強と実地体験が始まります。アルジェリアが日本にとり、より"近い国"になるように新しい気持ちで取り組む所存ですので、皆様より宜しく御指導の程お願い申し上げます。