夏の暑さもだいぶやわらいできましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、上智大学アジア文化研究所では、国際交流基金の知的交流フェローとして、アルジェリアから来日中のMohammed BENDARA教授(アドラール・アフリカ大学。受入れ:上智大学アジア文化研究所・私市正年)にご講演をお願いしました。
BENDARA教授はアルジェリアのサハラ砂漠のオアシス都市にあるアドラール大学で教鞭をとられ、ご専門の研究テーマは「アルジェリア解放戦争におけるFLNのプロパガンダ」です。
1960年代多くの日本人はFLNとアルジェリア民衆の不屈の戦いに共感しましたが、いまではすっかり忘れ去ってしまった、といってよいでしょう。独立から半世紀が経過し、過去の歴史的出来事の一つになった解放戦争の重要性を、今日的に問い直す、という点からも、解放戦争を再考する意味は大きいと思います。
ふるってご参加くださいますようお願い申しあげます。
日時: | 2009年9月19日(土) 15:00〜17:00 |
場所: | 上智大学2号館630-a |
講師: | Mohammed BENDARA教授(アドラール・アフリカ大学、アルジェリア。上智大学アジア文化研究所・客員所員) |
演題: | La guerre psychologique dans la guerre d’Algerie 1954-62 |
主催・連絡先: | 上智大学アジア文化研究所 |