アルジェリアは、9月11日にューヨークとワシントンを狙ったテロ行為に対し、もっとも早く反応した国の一つであり,ブーテフリカ大統領はブッシュ大統領に対し見舞いのメッセージを送った。
「アルジェリアはこれらのテロ行為を強く糾弾する。ブッシュ大統領とアメリカ国民に対し、私自身とアルジェリア国民の見舞いの意を表明する。アルジェリア国民はこの卑劣極まりない行為の犠牲となった家族の心情を分かつものである」 他方、閣議は9月16日次の声明を発表した。
「アルジェリアは10年来テロに苦しみ、これと戦ってきている。アルジェリア政府はテロに対する効果的な国際協力を実施に移すべきことをいい続けてきた。米国で起こった悲劇的な出来事は、普遍的な戦略と国連のもとでの国際約束に従った形で国際的な行動が緊急に必要であることを示している。アルジェリア政府はこのテロを強く糾弾するが、他方、テロリストの野蛮な行為と寛容、平和と兄弟愛の宗教であるイスラム教を混同することは賢明でもなければ正義でもないことを強調する」