アルジェリア生まれのライ・ミュージックの歌手、ラシッド・タハが始めて来日する。
タハはライの発祥の地、オランに1958年に生まれ、10歳のとき、両親と共にフランスにわたり、18歳で家を出て、アラビア語でロックを歌う<カルト ド セジュール>〈滞在許可証〉と言う名のバンドでリード・ヴォーカリストになる。
今年2月に発表した、<Made in Medina>というタイトルのアルバムで、伝統音楽と世界音楽大賞を受賞。
今回は、フランスの音楽のショウウィンドウといえる、"ハローフェスティバル2001 "のオープニングをつとめる。
フランス音楽はすでにシャンソンに限られるのではなく、タハのようなアーティストが21世紀のフレンチ・ポップスをリードしていくようである。
ラーシッド・タハのコンサートは、10月3日9PMより渋谷のクラブ クアトロ(Club Quatro)にて。
ライミュージックについてもっと知りたい方のために、金沢大学の粕谷教授のサイトをご紹介します。