フランス植民地時代の歴史研究の第一人者、バンジャマン・ストラによるアルジェリアの歴史の概説書三巻本を一冊にまとめて邦訳。独立戦争、内戦を越え現代に至る歴史を理解するための必 読書。巻末には訳者による「主要アルジェリア人小伝」等の役立つ資料つき。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ストラ,バンジャマン Benjamin Stora 1950年アルジェリア生まれ。パリ第13大学(ヴィルタヌーズ)歴史学部教授。1982年パリ第7大学助手(社会学および現代史の担当)、1986年パリ第8大学助手、93年同教授。マグレブ・第三世界・アフリカに関する研究を大学院で指導。マグレブ‐ヨーロッパ研究所(パリ第8大学)の研究責任者、第三世界‐アフリカ研究所(CNRS)のメンバーなどを歴任。1996年フランス極東学校に派遣され、1998年にはニューヨーク大学でフランスの植民地史の授業を担当 小山田 紀子 新潟国際情報大学情報文化学部教授。1984年津田塾大学大学院国際関係学研究科博士課程単位取得満期退学。この間プロヴァンス大学留学、アルジェリアにて資料調査・農村調査を行う。マグレブ近現代史(とくにアルジェリア植民地史)専攻 渡辺 司 東京農工大学農学府(部)准教授。1987年早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。マグレブ現代政治史専攻
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