影山浩著・神戸洋子編 文芸社 東京都文京区後楽2−23−2 2001年4月14日 初版第1刷発行 |
この本についてグタグタ説明するよりも、本の帯をそのまま写した方がいいのでそうした。
前書きにはこうも書いてある。
「アルジェリアは本当に不思議な国でした。ヨーロッパ文明とは全く違い、ましてや日本人の私たちとは生活様式も考え方も違っていました。しかし、4年間という歳月を,アルジェリアの人々と生活をともにし、この国の四季に直に触れていますと,大きな感動を得ることも度々で、出会い行き交う人々とも心を通い合わせることが出来ました。 私にとって,心の故郷にもなったアルジェリアでの日々を、訪れた都市や村々のたたずまい,そして心開いて交わった人々のことなどを、訥々と思い返しては、この本に書き記してみました」
著者はアルジェリア滞在の4年間を7つの時期、7章に分け、古い順に記述しているが、読者は最初から順を追って読む必要はなく、アトランダムに本を開いてそこを読めばよい。どこを読んでも、アルジェリアの風土とそれが織りなす人間模様を愛した著者の深くやさしい思いが読者を魅了してやまない。
半谷(ハンガイ)辰郎・トミ子さんのホームページ紹介
プラント建設工事に従事されて1973年11月より8年にわたりアルジェリアに滞在された半谷夫妻が「アルジェリア滞在記・サハラ旅行記」と題するホームページをCQNetの場を使って開いておられるのでそのURLをご紹介する。