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アルジェリアは変わりつつある
〜第六回 日本-アルジェリア合同経済委員会が開催される〜

日揮(株)小野照政

2002年以来、アルジェリアでおよそ6年ぶりに2008年11月24日、25日にアルジェ市のヒルトンホテルにおいて日本-アルジェリア合同経済委員会が開催された。

日本からは90人を超える大デロゲイションが派遣され、またアルジェリア側も“アルジェリア経営者フォーラム(FCE)”のメンバーを中心に百数十名の参加をえて開かれた合同委員会は大盛況であった。

“アルジェリアは石油、ガスに依存していた従来の産業体質からの新産業の醸成に注力していく”というハミアニ会長の挨拶をうけ、重久会長は“日本の最高技術を有する企業がアルジェリアの産業発展に貢献できるよう、最大の努力を惜しまない”との挨拶のもと会議は進行した。

アルジェリア側からはエネルギー分野に加え新規分野として自動車、IT、製造業、漁業分野のプレゼンと日本に対する協力要請が表明され、一方日本側からは太陽光発電などの新エネルギーや日本の住宅建設技術などが紹介され活発な経済交流の議論がなされた。

首相主催の晩餐会

合同委員会終了後、ウヤヒア首相主催の晩餐会がオラシーホテルで開催された。
アルジェリアの伝統音楽の奏でる中二百人を超える列席者による盛大な晩餐会であった。ウヤヒア首相、メデルシ外務大臣、テンマール投資促進大臣など六閣僚が出席されアルジェリア側の温かい歓迎の意が表されるものであった。

首相からアルジェリアの真の民主化と経済の民営化に対する強い信念と日本への期待が表明されたのに対し重久会長よりその期待に添うよう最大の努力を払うとの挨拶があった。


和太鼓演奏

新生JGCアルジェリアの設立を祝う開所式が11月25日アルジェ市のヒルトンホテルにて開催された。会場には入りきれない三百五十名を超える列席者が参加され、盛大なる催しであった。
会場には寿司、天麩羅の模擬店も設けられ、アルジェリア人の参加者から大好評をえた。また余興として日本文化の紹介も兼ね大太鼓の演奏の披露もあり、アルジェリア民族衣装によるファッションショウも行われた。